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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第29章 ♥隠れて甘いkissをして/立花と香

「……先輩……?///」

「 “ バカ・アホ・ドジ ” 」

「……へっ!?」

「 “ ピュアボーイ ” 」



な、なになに!?


突如お姫様抱っこをされた状況に、酔いしれるヒマもなく


聞き慣れない単語に驚いて、思わず先輩を二度見。



「あと何だっけなー。
そうそう、大失敗とか、かっこつけんなとかも言われた」

「???」

「散々だろ?
俺って本当にダメ男なのかもしれねーな」



そう言いながらもどこか楽しそうな先輩は、あたしを抱きかかえたまま器用に靴を脱いで


リビングを通り過ぎて、真っ直ぐ寝室へと向かった。


ベッドに上がると、そのまま2人で向かい合って座る。



「だけど、俺も翔太もちゃんと任務を全うしたんだぜ?

スポンサーのキーマンは終始ご機嫌だったし、アンジーからも合格もらった」


「…………!」


「まぁ、早く終わらせたい隼人が本気出し過ぎて

No.1ホスト並みのお酌やトークを披露するもんだから、悩殺されて失神する奴が続出」


「………!!」


「それにつられてか、俺達も営業接待の血が騒いじゃって

最後は相手の男女全員、骨抜きにさせて終わったよ」

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