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闇の王と光の騎士

第18章 暗部街の決闘

「くっ……」

それでも暗部街のボスは情けなく命乞いなどせず、二人を睨み付けていた。

「油断したな、王凱……」

月影のソードが王凱の首に当てられる。

「なめるなよ、ガキ……俺を殺せばどれ程の報復があると思っている? 貴様は一生涯安眠することは出来なくなる」

「そうか。安心しろ。お前はここで永眠できるんだからな」

月影はゆっくりとソードを振り上げる。

その瞬間、まあやがみぃみぃから預かったダイナゴンが光り始める。

「えっ!?」

輝き始めた妖刀に一番驚きを見せたのは意外にも王凱であった。

「お、お前っ……その包丁をどこで……」

「どこって……」

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