
闇の王と光の騎士
第11章 戦慄の国内浄化作戦
「話し合うことなんて何もないと言ったはずだが?」
TOMは臨戦態勢で月影に対峙した。
「本当に……人と魔族は共存できないのか? そう思い込んでるだけじゃないのか?」
普段言葉数が少ない月影が嘘のように言葉が口から溢れていた。
「そりゃ……無理だろうな……人は魔族を見れば殺しに来る。魔族は人を見れば……食い殺しにいくからな。それが自然の摂理だ。共存なんてあり得ない」
TOMは自分に言い聞かせるように語る。
「人と魔族の住む場所決めればいいだろ? それに人を捕食しない魔族だっている」
「無駄だよ。人は臆病だ。自分達に危害を加えるかもしれないという理由だけで他の生き物を排除しようとする……違うか?」
「それは……そうかもしれない。だが、わかりあえば共に生きられる!!」
「かりそめの平和だよ。まやかしだよ、そんなの」
月影を否定することでTOMは自分の生きる道を模索していた。
TOMは臨戦態勢で月影に対峙した。
「本当に……人と魔族は共存できないのか? そう思い込んでるだけじゃないのか?」
普段言葉数が少ない月影が嘘のように言葉が口から溢れていた。
「そりゃ……無理だろうな……人は魔族を見れば殺しに来る。魔族は人を見れば……食い殺しにいくからな。それが自然の摂理だ。共存なんてあり得ない」
TOMは自分に言い聞かせるように語る。
「人と魔族の住む場所決めればいいだろ? それに人を捕食しない魔族だっている」
「無駄だよ。人は臆病だ。自分達に危害を加えるかもしれないという理由だけで他の生き物を排除しようとする……違うか?」
「それは……そうかもしれない。だが、わかりあえば共に生きられる!!」
「かりそめの平和だよ。まやかしだよ、そんなの」
月影を否定することでTOMは自分の生きる道を模索していた。
