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BL~中編・長編集2~

第1章 ~天使がくれた奇跡~

「ぇ・・・」

「誰あの人?」

次の日。 学校に登校したら、この有り様。

「はぁ・・・・」

とにかく、崇君達の所に行こう。

昨日のこと謝りたいし、シュークリーム新しく作ってきたし。

「「・・・ぇ・・・」」

崇君の教室のドアを開けたら、一気に教室が静かになった。

「・・・あれ?」

崇君達、いないなぁ。

いつもこの時間にはいるはずなんだけど・・・

「梓君、おはよー!!」

「よっ、梓。」

「あ・・・おはよう。」

「「!!?」」

そう思って入り口で固まっていたら、後ろから穣君が抱きついてきた。

「どうしたの? 梓君が僕達の教室に来るなんて。」

「あ、うん・・・これ・・・昨日、台無しになっちゃったから。」

シュークリームが入った箱を差し出すと、二人は目を輝かせた。

「ほんと!?」

「また作ってきてくれたのか。」

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