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「再会」と呼べる「出会い」

第3章 再会日和

「気になるねー。」

ヤマチャンまで…。

「付き合って二週間かー。
 ミカティ可愛いもん。
 ムラムラッときちゃうよね 絶対」

ミッチ…。

「うちらの間に隠し事は無しでしょう?
 どうなの? 教えてよ」

エミの追い討ち…。
あなたの隠し事、
私が追及したこと、ある?

そんなの聞いてどうするんだろ…。

「うちら経験ないからさ
 実体験、聞かせてくれない?
 気持ちいいの?
 やっぱ最初って痛いの?血って出るの?
 
 イクってどんな感じ?」

…エミ、明らかに
私なんかより詳しいよね?

むせるのが収まった私は
なんとか声を出した。

「ごめん 
 私、アレの何がそんなにイイのか
 全然分からない」



っていうか
思い出したくもない…。


痛くて 



…痛くて




やめてって言っても
全然やめてくれなくて…



…彼は寧ろ…




無意識に左手が喉を抑える。

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