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「再会」と呼べる「出会い」

第18章 冷 え

「…大丈夫だよ
 私が好きなのは
 ハルシオだもん」























わーーーーーーーーーーーー









「あーあ」

「おまっ…!
 な   !!!」

「イヤってことは
 私達両思いですよね」




俺の腰に手を回し
上目遣いで見上げてくる。



だめだ



とぶ








「神鳥
 ここ学校なんだからな」

「!
 そうだった…
 すみません」







「隠土先生
 大丈夫ですか?」






香田の声が
頭の上を流れていく。


神鳥に解放された
俺は脱力し、
その場にしゃがみこんだ。
もうどの顔を出せばいいのか
分からない。




嬉しさが
今にも理性の壁を
ぶっ壊しそうだ。





「ごめんね
 気をつけるね」


チラ



…っておい!!

しゃがんだらパンツが!!




もうイヤだ




自分がイヤだ。


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