テキストサイズ

「再会」と呼べる「出会い」

第17章 溶ける体温

ザ  バ



「ふぅ~」



…もうぐったり


私は浴槽のふちにもたれた。


「大丈夫?
 …ちょっとやりすぎたかな」

「…ちょっとね…
 って  また?!」




次朗君がお風呂の中で復活した。






「まだ若いからねぇ」


121歳 …だよね?


「今日は …もう」

私は次朗君から距離をとった。


「だよねぇ」


次朗君が苦笑いする。





昔もこんな感じだったっけ…。

1回で終わるなんて事は
…無かった。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ