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「再会」と呼べる「出会い」

第13章 ごめんなさいじゃ足りない

俺は跳躍した




攻撃が最大の防御ってやつだ



再び次朗さんへ向け
砂嵐を展開する


次朗さんは案の定、
避けるように飛び上がった


ズ  ドッ!!!



「え」



そのすぐ後ろに巨大な石の壁を作る。


「やば


 …ぅっ!」






油断した隙をつき
俺は次朗さんの腹に一発ぶち込んだ。


もちろん 全力で。





フラフラと
次朗さんは地面に落ちた。

効いたらしい、
なかなか立ち上がらない。



「…おれ ハラは急所…なんだよね」


「今のはミカの分です」


「ミカ…  そう… そうか」



納得したのかよ


「弄ぶくらいなら
 近付かないでくれますか?
 辛い思いをさせないで下さい」

「…そうね」





クソ… 全然スッキリしねぇ

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