
「再会」と呼べる「出会い」
第13章 ごめんなさいじゃ足りない
「はぁ …ぁ」
「続けますか?
俺はまだ全然いけますよ」
「うん …ふぅ
もう 油断しないよ
リョウちゃんにまだ
ゲンブ出させてないしね」
ゲンブ
代々の土守に宿る聖獣だ。
またややこしくなるから
この説明はまた、別の機会に。
「お望みなら出しますよ」
俺は手の平に意識を集中させた。
…明日から学校だというのに
その後、俺と次朗さんは
空が青く染まるまでぶつかり合った。
決着は 付かなかった。
只、経験不足でも
次朗さんとほぼ同等のレベルで
戦える事が判明した。
先日
月王に相手になってもらった時は
全く歯が立たなかったが…。
しかし
「…っごめん …俺もうヤバいかも」
「ハァ…ハァ
どうしたんスか?」
「電池切れ
…補充しなきゃ」
次朗さんは
そのままフラフラとへたり込んだ。
あぁ そうか
この人は戦いなどで魔力を消耗すると、
それを補充する為に
人間の精気や煩悩、その他負の気を
補わなければならない。
魔力は体力にも比例するらしい。
著しく損なえば、
立っているのも
困難になってしまうようだ。
「続けますか?
俺はまだ全然いけますよ」
「うん …ふぅ
もう 油断しないよ
リョウちゃんにまだ
ゲンブ出させてないしね」
ゲンブ
代々の土守に宿る聖獣だ。
またややこしくなるから
この説明はまた、別の機会に。
「お望みなら出しますよ」
俺は手の平に意識を集中させた。
…明日から学校だというのに
その後、俺と次朗さんは
空が青く染まるまでぶつかり合った。
決着は 付かなかった。
只、経験不足でも
次朗さんとほぼ同等のレベルで
戦える事が判明した。
先日
月王に相手になってもらった時は
全く歯が立たなかったが…。
しかし
「…っごめん …俺もうヤバいかも」
「ハァ…ハァ
どうしたんスか?」
「電池切れ
…補充しなきゃ」
次朗さんは
そのままフラフラとへたり込んだ。
あぁ そうか
この人は戦いなどで魔力を消耗すると、
それを補充する為に
人間の精気や煩悩、その他負の気を
補わなければならない。
魔力は体力にも比例するらしい。
著しく損なえば、
立っているのも
困難になってしまうようだ。
