
「再会」と呼べる「出会い」
第13章 ごめんなさいじゃ足りない
俺達は土手に降りた。
「一応こっから
半径百メートル以内で」
誰かに見られて
騒ぎになるのを防ぐため、
次朗さんが
地面に魔法陣のような物を描き
結界を張る。
結界を張る事で
中で行われている事は
外からは見えない。
また、結界の中は異空間になるので
散々壊しても結界をはずせば
その場所に変化はないのだ。
以前聞いた話によると
この結界を作る能力は
闇王であるダーマさんのものらしい。
魔法陣のようなものを描く事で
誰でもその力を借りる事が出来るそうだ。
しかし、その為には
ダーマさんと契約しなければならない。
次朗さん、それに松井さん、
茜先生は契約しているので
発動させる事が出来るが、
俺はまだ、契約出来ていない。
というか
契約させて貰えないのだ。
理由は “まだ失ってないから”
…よく分からない
「じゃ しよっか」
次朗さんが怪しく微笑んだ。
「一応こっから
半径百メートル以内で」
誰かに見られて
騒ぎになるのを防ぐため、
次朗さんが
地面に魔法陣のような物を描き
結界を張る。
結界を張る事で
中で行われている事は
外からは見えない。
また、結界の中は異空間になるので
散々壊しても結界をはずせば
その場所に変化はないのだ。
以前聞いた話によると
この結界を作る能力は
闇王であるダーマさんのものらしい。
魔法陣のようなものを描く事で
誰でもその力を借りる事が出来るそうだ。
しかし、その為には
ダーマさんと契約しなければならない。
次朗さん、それに松井さん、
茜先生は契約しているので
発動させる事が出来るが、
俺はまだ、契約出来ていない。
というか
契約させて貰えないのだ。
理由は “まだ失ってないから”
…よく分からない
「じゃ しよっか」
次朗さんが怪しく微笑んだ。
