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「再会」と呼べる「出会い」

第10章 文明の利器

「そうかぁ、仲良くやっとるか」

「はい、特にミカとは。
 お!
 噂をすれば、だねぇ」

こちらを見ながら
ヤマちゃんがニヤリと笑った。

「次朗くんも一緒だ!」

ミッチもなぜか嬉しそう。

「いらっしゃい
 何?噂って 悪いやつ?」

次朗くんが鞄を置きながら、
二人に にこやかに話しかける。

「ミカティとは特に仲良くなったって
 話してたの」

「良かったのう、次朗」

オジサンは
次朗くんと知り合いだったのか。

特に…って

そんなこと、ないよ。
だって神鳥さんとは夫婦漫才する程
仲良しなんでしょ?




…   う 





これじゃ妬きモチと一緒だ。



「お知り合いなんですか?」

話題転換しよっ!

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