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薫子の先生な日常

第2章 Kとわたし

放課後、川原がサボテンを目の前に悪戦苦闘しているのを 目の端に見て

教室を整備していると、一度グラウンドに降りたはずのKが戻ってきた。

どうした?という視線を込めて目を合わせると

彼は帽子をきゅっと深く被り直した。

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