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薫子の先生な日常

第3章 スクールカウンセラーさんと。

再び出た駅前は、普段よりも混雑していた。

タクシー乗り場は長蛇の列だし、バス乗り場もごった返している。

さっきのコーヒーショップも混雑から、冷房を下げて客の回転を上げようとしていたのかもしれない。

ファミレスやファーストフードも一杯のようだ。

「呑みますか。」

独り言のように言うと、私をつれてTは歩き出した。

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