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隠れて甘いkissをして

第75章 誇り

「……………!///」


「そういえば、意外に新郎の役ってやったことねーな。

俺も予習しとこう」




固まる私の横を、隼人は何食わぬ顔で通り過ぎる。


も……もう……


ドキドキが止まらなくて困る……


みんなが披露宴へと向かう中、私は両手で顔を押さえた。





………3ヶ月前


スペインから帰って来た隼人を迎えた空港。


その場で隼人にプロポーズされて


それから間もないうちに婚姻届を出しにいって………




私は、七瀬由宇になった。




結婚式は落ち着いてからしようねって言われてたから、分かってはいるけど……


隼人の言葉は、激甘なふいうちが多すぎるよ……///


もう、スピーチの内容は完全に吹っ飛んでしまった。

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