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隠れて甘いkissをして

第74章 大切なひと

「…………美和」




その女の子は雑誌を握り締め、まつ毛の長い綺麗な目を、ギラっとさせて言った。




「いい?

プライベートはどうでもいいの!

私は隼人のファンであり、俳優としての彼が好きなのよ。

だから、隼人が遊び人だろーと、ゲイだろうと!

恋人がいて、例え結………」





も、もう出よう………


そう思って立ち上がろうとした時だった。












「へぇ。


こんなおじさんのファンでいてくれるなんて。


感激だな」


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