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隠れて甘いkissをして

第69章 クリスマスイヴ

「……ぷっ………///」



私は隼人の決めポーズを見て、思わず吹き出してしまった。


一度笑うと、もうその姿を見ただけで止まらなくなる。



「由宇はこんなにお洒落してるのに。
俺、他人から見たら完全にヒモだな」



その言葉に、私は声に出して笑った。



もう、敵わないなぁ。


隼人にはいつも驚かされる。


さっきまでの冷えた心も体も、すっかり温まった。





「………由宇」




隼人がサングラスを取った。



あ……


その目は、隼人のままだ……





「今日は、由宇の行きたい所に行こう。

遠慮しないで、好きな事、やりたい事、何でも言って。

俺が全部叶えてやる」



「…………///」




胸がキュンとときめく。



何度逢っても、私は隼人に恋をするんだ。



きっと、これからも



ずっと………

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