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隠れて甘いkissをして

第69章 クリスマスイヴ

ドアを開けようとして車内を見る。


…………


あれ?


えっと……


だ、誰……?


隼人が座ってる筈の運転席に、知らない男の人がいる。


で、でもこの車……


固まる私の前で、サイドウィンドウが降りた。



「由宇、なにしてんの。 早く乗れよ」


「………!?」



あ、あれ!?


隼人の声………


その男性は、長髪のドレッドヘアをばさっとかき分けて笑った。




「どう? 最高にダサい俺」

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