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隠れて甘いkissをして

第67章 突然の選択

なんて……


なんて言ったらいいの……?


目の前の隼人が、苦しみながらも私に伝えてくれたのに


衝撃で、頭の中がぐちゃぐちゃで


言葉が出てこない。




「…由宇」




隼人は顔をあげて、再び私を見つめた。


そして……




「俺は………


由宇が事故にあったあの日、お前を抱きしめた時、二度と離さないと誓ったんだ。


会社に迎えに行った時も、俺はお前を守ると約束したから。


お前が望むなら……


お前をスペインに連れて行く。


俺についてきてほしい」



「…………!!」


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