
隠れて甘いkissをして
第66章 何が欲しい?
そ、それって……///
『ち……/// 違うよ。
そうじゃなくて、隼人が身につけてるモノ!
私そーいうの全然詳しく無いから……
お洒落で色々知ってる立花なら分かるかなぁって思って』
私は立花を持ち上げながら続けた。
『教えて? お願いっ!』
『…………』
立花は再び私に目を向けた。
『あいつがいつも付けてる時計とかブレスとか?』
『そうそう!』
『あぁ、どこのか分かるよ』
さすが~!
私は小さく拍手をする。
そしてメモする準備でペンを取ると、立花が言った。
『やめとけ。
聞かない方がいいよ。
いろんな意味で震えるから』
