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隠れて甘いkissをして

第65章 和やかな時間



「でも、良かったな」


立花はいたたまれなくなったのか、話題を変えた。


「24日、一緒に過ごせるんだ。
どこにも行けないだろうけど、その日に逢えるってだけで嬉しいよな?」


「…うん。そうなの」


再び、心が暖かくなる。


「お互い良い日になるといいな」


「…うん///」



立花と私は顔を見合わせて微笑んだ。



お互いに、愛する人がいて



それをお互いに素直に話せる。



すごく…幸せだよ、私…。











その時、裏口の方から車のクラクションが聞こえてきた。

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