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隠れて甘いkissをして

第65章 和やかな時間

今日は金曜日。


私は立花と香ちゃんと一緒に、シゲさんのBARで飲んでいた。


私達の他には、シゲさんのお友達の常連さんが2人、カウンターにいるだけなので、私達3人は気兼ねなく夜の時間を楽しんでいる。



「残念だったね、香ちゃん。

由宇ちゃんは既にクリスマスイヴは予定が入っているんだよ」



シゲさんが笑って言いながら、私達のテーブルに料理を運んできてくれた。


香ちゃんがパァっと顔を輝かせる。



「えー!! そうなんですか!?

ってことは………♡

咲原先輩、隼人さんとイヴを過ごせるんですね!?」


「………うん///」



私が小さく頷くと、香ちゃんは満面な笑みを浮かべた。



「なんだーー♡
じゃあ、香達がいたらお邪魔虫ですねー。
良かった良かったー」



……もう、本当に可愛いなぁ。


まるで自分の事のように喜んでいる香ちゃんを見ると、心が暖かくなってくる。


立花と付き合いだしてから、香ちゃんは今まで以上に可愛くなって


女の私でもキュンとしてしまうほどの魅力で溢れていた。

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