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隠れて甘いkissをして

第52章 回想




…………似てる…………






一瞬でそう感じた。






外見とか、雰囲気とか…… 正直何が母に似ているのかは分からない。



それに、自分が好きなタイプとか、好みとかいう問題でもない。



それでも、目の前に立ち尽くすその女に



心が奪われた。




濡れた瞳で、俺を見つめるその涙を




俺が止めたい……




守ってやりたいと………







俺はその瞬間に、恋に落ちていた。


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