
隠れて甘いkissをして
第34章 車内
「いや、あの女達は問題ないから放置でいい。
俺も喋りながら周りを見てたけど、撮られてる気配も感じなかったし、そっちも無いだろう」
アンジーと隼人は、よくわからない言葉も含めて話していたけど
その後、隼人は私に振り返った。
「あの3人が俺に気付いたとしても、バラすことは無いから心配するな。
もし他に誰かに何か言われたりしたら、報告して」
「う、うん、分かった。
でも……どうしてバラさないって分かるの?」
隼人に完全に心を奪われていたあの子なんて、特に危ないと思ったけど
俺のカンだよと言って、隼人は笑った。
本当に大丈夫かな……
