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隠れて甘いkissをして

第32章 対面

全身が怒りに包まれてるかのように、立花の彼女は肩を震わせて続けた。



「あの後輩の女にも警告したのに、聞いてないんですか?

それとも、開き直り?

4日前の月曜日も、2人で何を話してたか聞こえなかったけど

アキくんがあなたの腕を掴んだり、頭撫でたり」


「…………!」


「アキくんを誘わないで。

アキくんは……立花彰はあたしの彼氏です」


「………違っ!」



私は思わず言った。



「誘うなんて……私、そんなつもりじゃないんです。
立花は、同期の1人で同じ部署だから………」


「つーかさぁ」



隣りの1人が私の言葉を遮る。

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