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ももいろタイム【完】

第14章 俺の彼女



「梓」

「優………今日塾は?」

「休み。行くぞ」

「うん」

やはり、元気がない梓。俺も不安になる。
俺は今日、家に誰もいないのを確認し、塾をサボった。
梓が元気ないと、気になって集中出来ない。

そのまま無言で歩き、俺の部屋へと連れて行った。
飲み物を用意して座る。
心なしか、二人の間に距離感を感じる。

「なぁ、梓何かあったか?」

「………」

少し迷った風な梓に、不安が増す。
生まれてからの付き合いは長いが、彼カノになって一年くらい。

「梓?俺と付き合うの嫌になった?」

「違う!」

「じゃあ、他に………」

「違うよ。優こそ、他にいるんじゃない?年上のあたしより………」



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