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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第6章 Waking(めざめ)

「何?」
 バスケットとトレーを持ってまたゆっくりと時間を掛けてベッドに戻った。ひとまずトレーを側に置き、先にバスケットを開けると、途端にミャーと真っ黒な猫が顔をちょこんと出した。
「お前」
 愛奈は歓声を上げた。黒猫のエメがつぶらな瞳をキラキラさせて愛奈をじいっと見つめている。

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