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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第6章 Waking(めざめ)

―俺がいなくて淋しいだろうが、良い子で待ってろ。帰ったら、それこそまた腰が立たないくらいに何度でも抱いてやる。
 そのときだけハッとするような艶めいた官能的な声音になった。男の色めいた声を聞いただけで、カッと身体が火照った我が身がつくづく情けない。気のせいか、下肢がわずかに濡れているような気もするが、それは考えないことにした。
 それで電話は向こうから切れた。

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