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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第4章 Confusion(混乱)

「君―」
 流石に反町君の整った面には愕きがありありと現れていた。
「あ、あの。私、二組の安浦愛奈といいます。今日は突然、訪ねてきて、ごめんなさい」
 愛奈も彼に逢いたい一心で来たものの、いざ顔を合わせてみると何をどう話して良いのか判らなくなった。とりあえず持参したものを渡さなければと小さな紙の手提げ袋を差し出す。

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