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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第4章 Confusion(混乱)

 二階に上がると、似たようなドアが幾つか並んでいる。鉄製の狭い通路に洗濯機が置かれているところもあれば、無人なのか長旅にでも出ているのかポストに新聞や郵便物が溢れんばかりにたまっているところもあった。
 二〇三と部屋番号がドアにマジックで書かれている。インターフォンがあったので、試しに押してみると、ブーと思わず飛び上がるほど大きな音が鳴って慌てた。
「はい?」
 ほどなく中側からドアが開いた。よほど運が良かったのだろう、反町君その人に逢えた。

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