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いつまでも、何年経っても切なくて

第4章 俺だけのもの

クレープを受け取りさっきの場所へ戻ろうとすると 遥さんがちょっと二人で話さない?と言ってきた。


『はい』と返事をしてそこにあった椅子に座って私はクレープを食べ始めた。


遥さんが口を開いた。


「ねぇ、莉子ちゃんって涼のこと好きだったでしょう?」


『! ! !コホッ、コホッ、』いきなり何??


「あっ、ごめん、ごめん。ビックリしちゃった?」


『... ...』私の顔は赤いだろう...恥ずかしい


「最初に莉子ちゃんに会った時から気付いちゃったの。」フフッ、となんとも可愛らしい笑顔を見せた。

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