
いつまでも、何年経っても切なくて
第20章 悲しい嘘のはじまり
響は話し続ける
「俺見ちゃったんだよねー
彼氏と手、つないでるとこ」
いつ?
「昨日、兄貴に呼ばれて莉子にも会いに行ったけどあの厨房にいた奴が彼氏だろ?職場恋愛なんてすごいよなー」
響はニコニコしながら話していた
気付いてたんだ...
私に彼氏がいても
響は何とも思わないのかな...?
私は一気にテンションが下がってしまった
そんな私に気付いたのか遥さんがキッチンの方に呼んでくれた
「さっきはごめんね、余計なこと言って」
『いえ...大丈夫です』
大丈夫じゃないけど...
「俺見ちゃったんだよねー
彼氏と手、つないでるとこ」
いつ?
「昨日、兄貴に呼ばれて莉子にも会いに行ったけどあの厨房にいた奴が彼氏だろ?職場恋愛なんてすごいよなー」
響はニコニコしながら話していた
気付いてたんだ...
私に彼氏がいても
響は何とも思わないのかな...?
私は一気にテンションが下がってしまった
そんな私に気付いたのか遥さんがキッチンの方に呼んでくれた
「さっきはごめんね、余計なこと言って」
『いえ...大丈夫です』
大丈夫じゃないけど...
