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この距離でいい

第1章 高校二年の夏




私は涼太に大切にされているのだろうか



涼太は確かにHが好きだった


デートはほとんど涼太の家で


いつもそういうことをしていた



何度か私は涼太に聞いた


私と付き合ってるのは
こういうことがしたいから?って


涼太はいつも

─────
ごめん。俺、鈴華が好き過ぎて
理性もたねーの。
体が目的とかじゃねーから
まじで好きだから。
ってかお前可愛すぎ





いつも私は不安だった



いつも怖かった




そして




いつも涼太が






わからなかった




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