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「お嬢様。」

第14章 あきのはじまり

相手は?と

問い質されてもあたしは知らない。

レオンっていうだけ。

と、

勢いよくガラガラガラ

あたしの病室があいた。

「今晩は」

ゆるゆるの服装に金髪の彼。

「あなた!あなたでしょう。

うちの娘にちょっかいだしてるのは!」

龍太郎さんは黙って観察してる。

「花蓮が嫌がってるんだから

無理強いさせたくない。」

いちばんショックだったのが

龍太郎さん本人から

ちゃんと聞けばまた変わってたんだろう

あたしは龍太郎さんとお母様が

協力し合ってたのがショックだった。

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