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「お嬢様。」

第14章 あきのはじまり

「そんな得体もしれない男........」

お母様は蹴散らそうとしてる。

「肩書きが必要ですか?でしたら、」

さっと胸ポケットから

名刺をだしてお母様に手渡す。

「っ、あなたが?」

にっこり微笑むレオン。

「有名なSNSサイトやシステム、

コンピュータに関わること

すべてにおいて日本でトップクラス」

そんなひとが?

「矢崎レオンといいます。」

柔らかく会釈をする。

「我が社は父の代からですが

世代交代し、私が若手を率いて

日本をひっぱっています。」

いつも、くるくる、笑ってる

大道芸人みたいなレオンとは

大違い........

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