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そこには驚いている爽がいた。


ｶﾞｯ…

ﾊﾟｼﾝー

あたしは、彰也の舌を噛んで、頬をひっぱ叩いた。

彰「ってぇな…何すん…だ…よ…」

彰也はあたしの顔を見て固まった。

こんなに泣いてるとは思わなかったんだろう。

春「ｯ…彰也なんて大ッ嫌いｯ!!」ｷﾞﾛｯ

あたしは彰也にキスされた口を手でゴシゴシと拭きながら、走ってその場から逃げた。




絶対、爽くんにまた軽蔑された。




どんな男ともキスする奴なんだって嫌われた。




もぅ、ヤダ…ｯ



あたしは、そのままマンションまで走って帰った。


ｶﾞﾁｬ

春「はぁはぁはぁ…」

あたしは息を切らしながら部屋に入った。

ﾋﾟｯ

まず、クーラーを付けて、冷蔵庫からお茶を取り出して飲んだ。

ｺﾞｸｺﾞｸｺﾞｸ…

夕方だからといって涼しい訳じゃないから、走って帰ってきたあたしは、汗だく。

だから、お風呂に入ってサッと汗を流した。


春「ふーっ…」

いつもの様にノーブラ、ノーパンにミニワンピを着てバスルームを出た。

ﾄﾞｻｯ…

お風呂から上がって、あたしは髪の毛を拭きながらベッドに飛び込んだ。

まだ、7時。

あぁ、でも、今日は色々ありすぎて疲れた。

最初はウトウトしていたが、いつの間にか眠っていた。