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もっとして♡

第4章 淫乱家庭教師♡Part2

春side

バタンー

爽くんの家を出た。

あたし、何してんだろ…。

爽くんを傷つけてしまった…

あたしの中には後悔だけが残った。

あの時、ハヤトと関係を切れば良かったのに…。

まだ、ポロポロと流れる涙にも腹ただしくなる。

ドンッー

丁度角を曲がった時、俯いて歩いていたから誰かにぶつかってしまった。

男「ってぇ…」

春「あっ…すいませ…ッ!!!」

あたしは慌てて顔を上げてみてみると、そこにいたのは…………彰也だった。

今、あまり会いたくなかった人。
知り合いの男の人には会いたくなかったのに…

春「ッ…!!」

あたしは走ろうとした。
が、

ガシッ…

後ろから彰也に腕を掴まれた。

彰「何で泣いてんの?」

春「ッ…うるさいッ…!!」

あたしは掴まれた腕をブンブンと振って無理やり放そうとした。

彰「…爽と何かあったのか?」

ピタッ

あたしはブンブン振っていた手を止めてしまったのだ。

つまり、肯定してしまった。

彰「図星か…」

春「なっ!!ち、違うし!!」

慌てて否定するがもう時すでに遅し。

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