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もっとして♡

第4章 淫乱家庭教師♡Part2

春「ッ…ご、めんなさい…」

ツ-…

春さんの目から涙がこぼれ落ちた。

爽「もういい。帰ってくれ」

春「お願い!!ちゃんと謝るからッ…おねが」

爽「帰れって言ってんだろッ!!!!!!!」

俺は春に向かって睨みながら怒鳴った。

ビクッ

春さんは肩を震わせた。

俺…何、春さんビビらせてんだろ…。
ただ、俺が嫉妬してるだけなのに。

春「…ごめん…ね。ウザかったよね…あたしから裏切っといて今更、許してなんて…本当、最低な女ね…」ハハッ

春さんは用意しながら、俯いて自嘲的な笑顔を見せた。

ポタ…ポタ…ポタ…

春「あぁ~もうッ!!泣くなよ、あたし。最後の最後まで爽くんの嫌いな女になりたく無いのに…ッ」

ゴシゴシと目をこすりながら春さんが言った。

爽「ッ…」

ここで、俺が謝れば済むこと。

なのに口から出た言葉は……

爽「さっさと帰れ」

冷たい言葉だった。

春「ッ……爽くんを傷つけてごめんね…」

最後に少し困ったような笑いを浮かべて春さんは部屋から出ていった。

ガチャー

バタンー

最後に家から出て行く小さくな音が聞こえた。



残ったのは、虚しさだけだった。










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