
俺の幼馴染
第2章 三井 薫 #とは
「彼方そんな趣味あったの⁉︎」
「うっせえ殺すぞ。」
思い切って白状すると薫は目を見開いて驚愕しやがる。
なんて奴だ、言うつもりなんてなかったのに。
「ごめんごめん。で、彼方はいじめたいの?いじめられたいの?」
「…どっちに見える?」
「そうだなー、うーん。」
…本音を言うと、俺はドMだ。
虐げられることに快感を覚える典型的なマゾヒスト。
最初は認めたくなんてなかったけど、痛みを与えられたときの快感を覚えてしまうと認めざるを得なかった。
「わかんなくていいよ。」
知られたらそのネタで一生いじられるに違いない。
「…わかった。俺わかっちゃったもんね。」
「ふ、ふーん。どっちだよ。」
内心わかったと言われて焦っているが、表情に出すと思う壺。
必死に平常心を保つ。
「彼方…実はM?」
………。
おおう、当たってるぜ…。
「ちが!…や、当たってる、けど…ちが、」
「図星ー!なーんだ、いじめてほしいなら言えよー。つか、俺前からもしかしたらーなんて思ってたんだけど。お兄さんキャラだし誰にも言えないよなあ?」
どんだけ長ゼリフで俺を虐げるんだよ此奴は。
嫌ではない、嫌ではないけど…俺はノーマルだ!
「でも俺、ゲイでもバイでもねーから‼︎」
「Mなら素質あると思うけど。」
にやにやすんなよバカ…。
俺は絶対にノーマルだ!
も、こいつがドSなのはわかってたのに…。
ペースに乗せられた俺の負けだな。
「うっせえ殺すぞ。」
思い切って白状すると薫は目を見開いて驚愕しやがる。
なんて奴だ、言うつもりなんてなかったのに。
「ごめんごめん。で、彼方はいじめたいの?いじめられたいの?」
「…どっちに見える?」
「そうだなー、うーん。」
…本音を言うと、俺はドMだ。
虐げられることに快感を覚える典型的なマゾヒスト。
最初は認めたくなんてなかったけど、痛みを与えられたときの快感を覚えてしまうと認めざるを得なかった。
「わかんなくていいよ。」
知られたらそのネタで一生いじられるに違いない。
「…わかった。俺わかっちゃったもんね。」
「ふ、ふーん。どっちだよ。」
内心わかったと言われて焦っているが、表情に出すと思う壺。
必死に平常心を保つ。
「彼方…実はM?」
………。
おおう、当たってるぜ…。
「ちが!…や、当たってる、けど…ちが、」
「図星ー!なーんだ、いじめてほしいなら言えよー。つか、俺前からもしかしたらーなんて思ってたんだけど。お兄さんキャラだし誰にも言えないよなあ?」
どんだけ長ゼリフで俺を虐げるんだよ此奴は。
嫌ではない、嫌ではないけど…俺はノーマルだ!
「でも俺、ゲイでもバイでもねーから‼︎」
「Mなら素質あると思うけど。」
にやにやすんなよバカ…。
俺は絶対にノーマルだ!
も、こいつがドSなのはわかってたのに…。
ペースに乗せられた俺の負けだな。
