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俺の幼馴染

第3章 SM掲示板

その後は黙々と冷えた晩飯を食べ続け、完食。

食べ終わると薫はいそいそと皿洗いを始め、俺はソファでだらだらとテレビを見ていた。

水音が鳴り響いていたかと思うと、きゅっと蛇口をひねる音が聞こえ、ぱたぱたとスリッパを鳴らしながら薫が此方へ来る。

「終わった終わったー。ハンドクリーム塗らねえと手が荒れる…。」

冬場は乾燥するしな。

薫の手が荒れたら俺までとばっちりくらうし。

そんなことを考えていると、薫が俺の隣にぼすんと派手な音を出して座る。

「かーなーたー。まだ怒ってんの?」

「怒ってねえよ。だけどもう眠い…。」

もう、疲労感が半端ない。

薫に「寝る?」と問われれば、俺はこくんと頷き立ち上がる。

「おやすみ、薫。」

「ん、また明日。」

時刻は夜9時。

少し早いが、部屋に戻って寝よう。

そう決めた俺は部屋に向かって歩き出した。

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