
残業・メモ子
第66章 親心
私は、大島と行動することが多くなっていた……
予算案の打ち合わせ…
予算の見積もり―――…
企画の手伝いをしていた…
だが―――――――――…
つい…藤原の姿を探してしまう……
「……芽依子?藤原…は…オフィスでホームページ作成してるよ…?」
『あっ…そうですか…』
「……何か…あった?藤原と?」
大島は…心配そうに……私を見る…
私は……
母からのメールの件…
藤原との…酔った勢いでのキスを……伝えた―――…
「………あいつ……」
大島は、資料を揃えながら…ため息をついた…
『…大島…さん…?』
「芽依子…
キス……気持ちよかった?」
『//////ぇっ…え…っと』
私は……素直に…
『…はい………』
と応えた…
大島は…「あ〜〜…そっか〜」
と…テーブルに伏せた…
