
天然小悪魔な妹とヘタレな俺
第6章 ~今年最後の締めくくり~
「直接触ってよ……」
躊躇せず、おねだりしちゃうところも俺を昂らせる。
正直、なんだっていいのかもしれない。
「でも、俺の為に付けてくれたんだろ? 脱がすの勿体無いな」
「ふぇ、そ、そんな効果が……うぅ、もう着けない」
俺の言葉を素直に訊いてしまう所も可愛い。
「また、着けろよ見たいから」
「うぅ、おにいちゃん……焦らすからヤダ」
いつも強気で小悪魔な凛音が、いじらしく震えるのが堪らなく可愛い。
それを言ったらさすがの凛音も、怒りだすかもしれない。
