
天然小悪魔な妹とヘタレな俺
第6章 ~今年最後の締めくくり~
「おにいちゃ、っ、また、焦らすぅ」
言葉を途切れさせながらも苦情を訴える凛音は可愛くて仕方ない。
眉根を寄せキュッと目を閉じ余裕のない甘ったるい声をだす。凛音はいろんな表情を見せてくれる。
「ホント可愛いな凛音は」
俺はショーツの上から指で優しく触れる。
「んぅ……っ」
凛音の弱い所に指が触れると腰をビクッと浮かす。しかし、すぐに逃げてしまう指に凛音は小さく呻りだす。
「おに、ちゃ……っ」
切なげに訴える瞳、もっと明確な快感が欲しくてウズウズしている。
「ん? なんだ」
わかってるけど訊いてしまう。
