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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第6章 ~今年最後の締めくくり~



 凛音はいつも無遠慮で俺に甘えてくる。
 それはそれで可愛いのだが、今ひとつ恥じらいというものにかけていた。

 だからこそ、ふと見せる凛音の素の表情に欲が高鳴る。


 部屋のベッドの上に凛音を寝かせ綿毛のような掠めるキスをしながら、膝下から素肌を見せる白い腿へ手を這わせる。

 ガータのレースをなぞるように指裏でくすぐる。


「ふぁ、おにちゃ……っんぅ」


 焦れるカラダを凛音は揺らす。
 腹がヒクヒクっと力が入り、震えているのがわかる。

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