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陽だまりの仮面 -嘘-

第5章 キラキラ

窓から降り注ぐ、ぽかぽか陽気な陽だまりの中


真っ直ぐ本を読む花木君の姿はとても様になってて凄くカッコ良くて


…ううん。


カッコ良過ぎて、胸がキュンと高鳴る。


黒縁メガネに陽が当たってキラリと輝く光が反射して

眼鏡に掛かる綺麗な黒色の前髪までもキラキラ。


キラキラ光る陽の中で、キラキラ輝く花木君がとっても綺麗でカッコ良くて

眩しくて。




………花木君、大好き



心の中で呟きながら、あたしは眩しさに思わず目を綴じて。



そのまま、意識までも手放した。




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