
陽だまりの仮面 -嘘-
第7章 夕陽と泪味
「この後、何か用事、ありますか?」
前から不意に問い掛けが飛んで来て。
思わず、目を見開いて花木君の背中をパチクリ。
………えっと……
い、今、私に向けて何か言ったような…?
「………。」
「………。」
き、気のせいか?
「琉愛?」
「は、はい!?」
今度はしっかりと名前を呼ばれて。
ドキンと鼓動。
「この後、少し時間ありますか?」
「え?……あ、うん」
…さっきの。
聞き間違いじゃなかったんだ。
と、思うと同時にじわりじわりと上がるテンション。
この流れって…もしかして…?
「少し、寄って行きませんか?」
そう言いながら花木君は、横を向いて視線だけあたしに流し。
彼が差した指の先に視線を向けると、そこには河川敷横にある小さな公園。
「少しだけ、寒いかもですが」
そう言ってクスッと目を細めて笑う花木君に
………あっ………
あたしの心はハンパなくドキンと跳ねて
学校では見せないような、優しい笑みを浮かべる横顔に見惚れながら
「う、うん!寄る!行く!」
断るハズもない花木君からのお誘いに、テンション高めに返事を返した。
前から不意に問い掛けが飛んで来て。
思わず、目を見開いて花木君の背中をパチクリ。
………えっと……
い、今、私に向けて何か言ったような…?
「………。」
「………。」
き、気のせいか?
「琉愛?」
「は、はい!?」
今度はしっかりと名前を呼ばれて。
ドキンと鼓動。
「この後、少し時間ありますか?」
「え?……あ、うん」
…さっきの。
聞き間違いじゃなかったんだ。
と、思うと同時にじわりじわりと上がるテンション。
この流れって…もしかして…?
「少し、寄って行きませんか?」
そう言いながら花木君は、横を向いて視線だけあたしに流し。
彼が差した指の先に視線を向けると、そこには河川敷横にある小さな公園。
「少しだけ、寒いかもですが」
そう言ってクスッと目を細めて笑う花木君に
………あっ………
あたしの心はハンパなくドキンと跳ねて
学校では見せないような、優しい笑みを浮かべる横顔に見惚れながら
「う、うん!寄る!行く!」
断るハズもない花木君からのお誘いに、テンション高めに返事を返した。
