
やっと、やっと…
第9章 暗い闇の中
――――――――――――
あれからどれくらいか経った頃
さすがに私の様子の変化に
みんなも心配し始めていた
「唯、最近元気ないよね?」
そう言ってくれたのは
香菜と遥
「ううん、大丈夫」
この苦しみからは逃げたかった
だけど話せなかった・・・
「はぁ…
いっつも大丈夫って言うけど
大丈夫じゃないでしょ?!この状態」
遥がそう言う
「そーだよ…
さすがに最近痩せすぎでしょ?」
(みんなからみてもやっぱり分かるんだ・・・)
香菜の言う通り
私の体重はいつもより
8㎏ほど減った
45㎏ほどあった体重も
もう30㎏台になっていた
「大丈夫じゃないでしょ…
家でなんかあった?
圭介くんとは仲良さそうだし…」
(そんな風に、見えてるんだ…)
みんなの前では普通でいるように努めていたから周りからみれば何も変わってなかったのかもしれない
私のことを心配してくれる二人に、話したいけど話せない
自分でなんとかしなきゃいけない
(迷惑はかけられないよ…)
「最近寝不足で体調悪くて・・・」
そう嘘をついた
言えばよかったのに
迷惑だなんてこの二人は思わなかったはずだから
「そっか…
今日は早く寝なよ?
ゆっくり寝てよ!」
「そーだよ!
一応心配してるからね!」
そう笑顔で言ってくれる二人に
私は少し元気付けられた
あれからどれくらいか経った頃
さすがに私の様子の変化に
みんなも心配し始めていた
「唯、最近元気ないよね?」
そう言ってくれたのは
香菜と遥
「ううん、大丈夫」
この苦しみからは逃げたかった
だけど話せなかった・・・
「はぁ…
いっつも大丈夫って言うけど
大丈夫じゃないでしょ?!この状態」
遥がそう言う
「そーだよ…
さすがに最近痩せすぎでしょ?」
(みんなからみてもやっぱり分かるんだ・・・)
香菜の言う通り
私の体重はいつもより
8㎏ほど減った
45㎏ほどあった体重も
もう30㎏台になっていた
「大丈夫じゃないでしょ…
家でなんかあった?
圭介くんとは仲良さそうだし…」
(そんな風に、見えてるんだ…)
みんなの前では普通でいるように努めていたから周りからみれば何も変わってなかったのかもしれない
私のことを心配してくれる二人に、話したいけど話せない
自分でなんとかしなきゃいけない
(迷惑はかけられないよ…)
「最近寝不足で体調悪くて・・・」
そう嘘をついた
言えばよかったのに
迷惑だなんてこの二人は思わなかったはずだから
「そっか…
今日は早く寝なよ?
ゆっくり寝てよ!」
「そーだよ!
一応心配してるからね!」
そう笑顔で言ってくれる二人に
私は少し元気付けられた
