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きっと、夢。

第1章 きっと、夢。

キャップ帽を深くかぶり、俯く男性。

小さな声で呟いた。

「ごめんね?大丈夫?」

隣にいた男性に謝られる。

「いえ。あたしが悪いんで…」

「あれ?さっきの…」

「え?」

「オレぇ」

深くかぶった帽子を少しあげて、顔を見せた。

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