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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

「止めた…。」


ポツリと口からこぼれた。


「あ?宮脇ちゃん何か言った?」


すっとぼけた顔を見せる高橋さん。


止めた!止めた!


いちいち悩むの止めた~!


そうなんだ!


高橋さんを犬だと思おう!


俗に言う『犬に噛まれたと~』だ!


別にぃ~生娘でもないし!


柴多とだって勢いで…うっ…要らん事思い出しちゃったよ…。


「はぁ~。」


「ん?宮脇ちゃん、大丈夫?」


声を掛けてきた高橋さんをそっちのけで、ループし出す。


だいたい柴多とだって、もっと落ち着いてればあんな事しなかったんだ!


「ダメだ!!」


「へ!何が?」


このままだと、尻軽女じゃないかぁ!


しっかりしなきゃ…先ずは仕事をキッチリこなしていこう。


榎田部長だって、関わってくれてるんだし。

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