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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

寝ている間に…あんな事。


絶対に、言えやしない。


ドクン…。


そうなんだ…そんな秘密を作らされた。


また今朝の事を思い出しかけると


「詞…どうした?」


「あ…考え事!」


柴多は、目を細め


「詞、高橋さんと…」


ドキンッ!やっ…。 


「宮脇さ~ん!ちょっといいですか~!」


そのタイミングで私は、接客に呼ばれホッとする。


「ごめん!鍵サンキュー!」


「あぁ…。」


柴多は、何か言いた気だったが、私は怖くて触れて欲しくなかった…。


高橋樹について…。

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