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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

「起きれて良かった…。」


時計を見ると6時半過ぎ…ちょっと時間に余裕があるな。


二人もまだ起きそうない。


私はシャワーを浴びてサッパリし、出勤の支度を始める。


メイクはバッチリやらないから時間はかからない。 


「一応軽く食べるか…。」


二人とも食べるかな?


そう思いながら、三人前簡単に作ってると、


「あ~宮脇ちゃん、おはよう~。」


頭をガシガシ掻いて、高橋さんが起きてきた。


「おはよう~大丈夫?」


「う~ん…まだ眠い~。シャワー借りていい?」


遠慮無いな!高橋樹!


「いいよ。バスタオル持って来るね。」


タオルを渡し、お風呂に案内する。


「シャンプーも使っていい?」


「はいはい!どうぞご自由に!」


「有難う~!」


手をヒラヒラさせ、ニッカリ笑って入っていった。


たく!本当にお気軽だなぁ~。


でも…嫌な感じは、しなかった。


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